米メリーランド州出身のシンガー、ソングライター、そしてゴスペル／リズム＆プレイズ
のレコーディング・アーティストであるジューダ・ハッチャーは幼少の頃から歌い始め、
その類稀な才能からすぐに人気を得るようになった。音楽に対する情熱は誰もが認めると
ころであり、高校 3 年の時には最も音楽的才能に優れた人物として選出される。大学に進
学してもこの情熱は続き、ロナルド・ワイマンズやトウィンキー・クラーク、キース・プ
リングルなどといった偉大なゴスペル・アーティストのコーラスを担当する機会を得た。
また、この時期には他に 2 つのグループでも活躍。ジューダが影響を受けたアーティスト
はマイケル・ジャクソンやスティーヴィー・ワンダー、ライオネル・リッチーなど。一方
でフレッド・ハモンドやエドワード・ホーキンス、ザ・ワイナンズなどいったゴスペルの
レコーディング・アーティストにも多大な影響を受けている。これらアーティストの影響
は自主制作でリリースした CD「I’ll Continue」（自身で曲を書き、プロデュースも行った）
でも窺い知ることができる。CD はアップ・リフティング且つ勇気付けるような曲で構成さ
れており、ジューダ自身を表現する曲となっている。
ジューダは 2007 年に来日以来、各地での結婚式やワークショップ、コンサートなどで積極
的に活動している。また最近ではアゲハで開催されたケニー・ボビエンのライブやブルー・
ノートでのブレンダ・ボーンのライブでバック・コーラスを担当した。更には東京 FM ホ
ールでのゴスペル・レゲエ・コンサートでもパフォーマンスした。